作品をもっとよきものにするために、常に批評酷評アドバイスを求めております。作品の著作権は夢細工職人-ナギ×ナギにあります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ぼくがあさみちゃんと出会ったのは、深夜、真っ暗な橋の上だった。
その橋は建設がされていたころから、子供の幽霊が出るという噂がたっていた。
PR
僕と、ノラ猫のモノが出会ったのは、新しいアパートに越してきて、二月が経つ頃だった。
モノは部屋のベランダに時々現れ、いつの頃からか僕も来るたびに餌をやるようになっていた。
モノという名前は、その毛色が白と黒であることから、モノクロのモノとしてつけた。
みなこちゃんが私と友達だったのは、小学三年生の時の一学期の間だけだった。
他の子と比べると背の低かったみなこちゃんは、内気だったために、最初はみんなとも仲良くなれないでいた。
昔、僕は一羽のカラスに、“灰色”という名前をつけていた。
灰色は他のカラスに比べて、一羽だけ羽毛の黒が薄かった。
だからだろう。仲間からものけ者にされ、いつも一人で飛んでいた。